症候群性頭蓋縫合早期癒合症

1.症候群性頭蓋縫合早期癒合症など

クルーゾン病やアぺール症候群などにおける先天性頭蓋顎顔面疾患の顔面骨切り術には、当科オリジナルの骨延長法による術式を行っています。上顎骨はほとんど成長しないために、成人に至るまで複数回の手術を必要とします。当科の方法は、あまり成長しない小児の上顎骨を、一度の手術で成人の顔貌に近づけることもできます。

当科では、当センターの特徴の一つである合併症を合わせ持つ患児に対しても他科と密接に連携した集学的治療を行っています。

治療の対象となる早期癒合症の有無、早期縫合部位の確認を行い、癒合時期が早期であればあるほどその後の症状は重症となる傾向があります。そのため早期癒合の時期、程度を推測することは重要です。まれに複数の骨縫合が同時に早期癒合をきたさず、経月・経年的時間差を持って早期骨癒合をきたすことがあり、経過観察が必要となります。CTや骨シンチグラフィーなど複数の画像所見から、総合的に判断する必要があります。

2.手術例

CASE-1

手術前   手術後
 

CASE-2

手術前   手術後
 
 

CASE-3

手術前   手術後
 

CASE-4

手術前   手術後
 
 
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